「目もと保潤器EYE MOIST」クラウドファンディング開始

目もと保潤器EYE MOIST製品画像有田玲子先生も開発に参加した、世界初の光触媒技術を利用した目もと専用のマイクロミスト卓上保潤器「目もと保潤器EYE MOIST」のクラウドファンディングが開始されましたのでお知らせします。

臨床研究により、光触媒卓上保潤器は、現代のデジタル環境下でコンピュータやスマートフォン、ゲーム機などを使用する人のドライアイや眼精疲労を緩和するのに有効である可能性が示唆されました。(※下記臨床研究結果参照)

ご興味をお持ちいただけたら、ぜひご検討ください!

クラウドファンディング(GREEN)

※2024年11月6日(水)まで

マイボーム腺機能不全(MGD)という疾患をご存知ですか?疾患数が多いのに、意外と注目されていない「MGD」について解説します

ご 挨 拶

みなさま、はじめまして。
Lid and meibomian gland working group(LIME)研究会のホームページにようこそ。

LIME研究会は2012年の2月に発足したもので、マイボーム腺関連疾患をお持ちで苦しんでいる患者さんの少しでもお役に立ちたいという想いをもった眼科医7名でつくった研究会です。昨年の7月に主に医療従事者用のサイトを立ち上げましたが、わかりやすい、このようなことが知りたかったなどご好評をいただきまして、一般のかたや患者さまにもご覧いただけるようサイトを整備し、このたびリニューアルしました。

先進国病と言われるドライアイはQuality of Lifeを低下させる慢性疾患で精神的にも憂鬱になってしまうほどの症状が現れることも少なくありません。そんなドライアイ関連症状は眼精疲労、眼不快感、眼異物感、眼痛、眼灼熱感といろいろですが流涙感を訴える患者さんもいらっしゃいます。そのような症状がある場合、ドライアイのなかでも涙のあぶら(マイボーム腺からの脂成分)が足りないタイプ、マイボーム腺機能不全(MGD)が原因の患者さまが80%以上いらっしゃることが最近報告されました。このタイプの場合は水分の補充(点眼治療)だけをしても十分な改善が得られない場合があります。

このサイトではMGDの症状やご自宅で毎日できる簡単なマイボーム腺のケアの方法、お近くでマイボーム腺を詳しくみていただける病院などのご紹介、私たち7人のメンバーが交代で週替わりに世界的に新しい知見の解説や珍しい症例、役に立つ情報などを発信しています。

今後も、ホームページの充実をはかり、日々、精進致しますのでどうぞよろしくお願いいたします。

LIME研究会 代表世話人
有田 玲子
伊藤医院 副院長、東京大学眼科 臨床研究員、慶應義塾大学眼科 講師(非常勤)