マイボーム腺講演会 in Seoul
今年のLIME国際講演会でご講演いただきましたThe Catholic University of KoreaのChoun-Ki Joo教授によんでいただきましてソウルまでマイボーム腺、非侵襲的マイボグラフィーの講演会に行ってきました。ソウルの夏は暑いけれど湿度が低くて食べ物もおいしいです。
In Vivo 3D Meibography of the Human Eyelid Using Real Time Imaging Fourier-Domain OCT.
Hwang HS, Shin JG, Lee BH, Eom TJ, Joo CK. PLoS One. 2013 Jun 21;8(6):e67143.
Joo教授のグループは3次元でマイボーム腺を観察する方法を開発され、現在さらにその改良に取り組んでおられます。画像を見せていただきましたがマイボーム腺の腺房のひとつひとつを様々な角度から観察でき、とても感動的です。撮影に時間がかかる点の改良とマイボーム腺脂の定量を検討されているとのことで、2次元での情報(非侵襲的マイボグラフィーからの情報)とミックスさせてコラボしようと話が盛り上がりました。アジアはマイボーム腺機能不全(MGD)に苦しむ患者さんが欧米より多いと報告されています(TFOS, 2011)。アジアの先生方と協力してより速くより多くの知見を発表していければと思います。