LIME研究会

先週は角膜カンファがありました。もちろんLIME研究会もあり、活発な議論が繰り広げられました。私個人的には、シンポジウムに発表させていただき、「目からうろこの」の話題の一つとして、PCRを用いた病原体検出方法を紹介させていただきました。PCRは、ある特異の遺伝子を増幅させる方法で、現在臨床でも多く利用されていますが、そのPCRを用いることで角膜感染症の病原体を網羅的に検出使用する方法です。この方法を用いれば、高い感度で病原体を検出できます。しかし、欠点もあり、それを理解することも重要です。PCRを使って、マイボーム腺の菌をいつか検出したいと思っています。

きっと、通常の培養検査では検出されない菌が含まれていると思っています。嫌気性菌などは脂の奥深くに潜んでいるので。

本シンポジウムは、新しい治療などを学べるいい機会でした。

もちろん、高知の夜も十分堪能し、若干体重が増えたので、また、気を引き締めて、体力づくりをしたいと思います。すぐにAsiaARVOがなかなかダイエットできないですね。