DEWS 2 Diagnosis meeting in Paris
酷暑が続いておりますがみなさま、体調など崩されていらっしゃいませんか?
先週末、7/31-8/1とTFOS(Tear film &Ocular Surface Society)のDEWS 2(Dry Eye Workshop)のDiagnosis部門の分科会がパリで開催されまして、日本から村戸先生と私が出席してまいりました。フランスの気温は最高22度くらいで朝晩は12度程度、寒いくらいでした。湿気もなく、天気も良くて今の東京とは比較にならないほど快適でした。また、夜は9時半ごろまで明るくて時間の感覚がくるってしまいそうでした。
パリに行くのは学生時代以来、20年ぶり!
”ボンジュール”という低音のしゃれた響きにまずノックアウト。。。”メルシー” ”マダム”とフランス語の嵐。帰りかけの空港では”ボンボヤージ”と声をかけられ、やっぱりおフランスっておしゃれすぎて気がひけました。
肝心の会議です。世界中から(アメリカ、カナダ、イタリア、イギリス、シンガポール、ニュージーランド、韓国、日本)ドライアイの権威として著明な研究者、オプトメトリスト、眼科医14人が集結して”ドライアイの診断法”についてここ10年の進歩をまとめる会議でした。もちろん私は涙液油層の立場からマイボグラフィーやインターフェロメトリーの有用性を説明してきました。英語でのdiscussionはやはりまだまだ練習が必要ですが自分の言いたいことは伝えられたと思います。
来年、シアトルのARVOで最終会議がありますがそれまでにある程度論文の役割分担したところを書き上げなければなりません。前回、2007年のDEWSリポートの時より、マイボーム腺や油層の診断、検査は大幅な進歩をとげています。それらをきちんと発信していきたいと思います。
DEWS2で撮影した集合写真はまだ私の手元にないので、パリ滞在時にルーブル美術館の中庭でDinnerをいただき、帰りがけにとった写真を添付します。