LIME研究会

研究会概要

LIME研究会概要

Lid and meibomian gland working group (LIME) 研究会は、臨床の場で急増しているマイボーム腺関連疾患の研究促進ならびに治療の質の向上と普及を目的として、2012年2月に発足しました。

年に4回のLIME会議をはじめ、海外から講師を招聘して2回の国際講演会を行いました。また、臨床眼科学会のインストラクションコースや国内外での眼科学会での発表をとおして、私たちの活動を発信してまいりました。

マイボーム腺関連疾患のなかでも患者数の多いマイボーム腺機能不全(MGD)は、ドライアイの主因として世界中から注目されている疾患であり、私たちも力をいれている領域のひとつです。

MGDの正確な診断への試み、治療法のより深い理解を目指して、その第一歩として2013年、患者さんが自宅でできるケアとして温罨法と眼瞼清拭のDVDを作成しました。

発足以来7名の眼科医とご支援いただいている企業の方々と一緒に頑張ってまいりましたが、今後もマイボーム腺関連疾患の多方面からのメカニズム解明や予防・治療法の開発に向けてその役割を果たしていきたいと考えています。

今後もマイボーム腺関連疾患という、古くて新しい疾患の正しい理解と治療の普及を目指してみなで力をあわせてがんばっていく所存ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。