若手眼科医研究会2015
1月24日,福岡市のANAクラウンプラザホテル福岡で「若手眼科医研究会2015」という会が開催され,特別講演で呼んで頂きました。前日までインフルエンザでヘロヘロになっていた状態で講演できるのかと一抹の不安を持っていましたが,何とか体調も持ち直して参加することが出来ました。この会は,若手の先生が座長をして講演をして,というスタンスのようで,座長を担当した先生も若手,初々しくて新鮮な会だな,というのが最初の印象でした。杏林大学の重安千花先生が「私のドライアイの見方・考え方」というタイトルで,ドライアイについて分かりやすくレビューされ,私は…若手の先生に研究の面白さを伝えて欲しいと言うリクエストがあったので,「臨床医の行う研究〜診療をしながらの情報発信〜」と題し講演しました。内容はMGDやドライアイの話にまで至らなかったので詳細は割愛しますが,若手の先生に私の経験が何かのヒントになればと思いました。
情報交換会では,重安先生とお話しする機会に恵まれ,また,北部九州の若手の先生とお話しする機会をただき,とても楽しく過ごすことが出来ました。
自分もまだまだ若手だと思っていたのですが,世間の若手の定義は,眼科医5年目まで(専門医をまだとっていない先生)と言うことになるみたいです…ショックでした…
涙液とか,角膜とか,疾患についての話は全くなし,と言う講演は初めてで,とても新鮮で楽しかったです。次回機会があれば,異なる教育のバックグラウンドを持つ研究者がどうやって一緒に研究を立ち上げ進めていくか,LIME研究会の成功例を紹介できればと思います。