LIME研究会

本日は以前、私が学会で発表しました”必殺!めいぼグラフィー”についてご紹介します。これは非侵襲的マイボグラフィーで霰粒腫と麦粒腫の鑑別が出来た、という内容です。なぜめいぼグラフィーと名付けたかといいますと関西地方では関東でいう”ものもらい”を”めいぼ”とよぶのでマイボグラフィーとかけたのです。京都で10年以上暮らしていたのでそのあたりも少々詳しくなっております。霰粒腫は黒くぬけて(マイボーム腺構造の破壊がおきる)、麦粒腫は白くうつります(マイボーム腺の感染なので腺構造に変化はおきない)。

近々、脂腺癌(マイボーム腺癌)と霰粒腫の鑑別について新しい知見が得られましたのでご報告させていただきます。乞うご期待!

麦粒腫(上)と霰粒腫(下)

 

図説:写真の上段は麦粒腫、下段は霰粒腫です。左側はスリット写真、右側は非侵襲的マイ   ボグラフィーの画像です。