今回は、息抜きに、外来診療中に遭遇したちょっと変わったケースをご紹介します。

経験された先生方も結構いらっしゃるのでは？

症例：50代男性

主訴：数日前からの眼異物感

所見：角膜上方にSPK、上眼瞼中央部の睫毛が角膜に触れている。

睫毛乱生、もしくはマイボーム腺開口部に異所性に生えた睫毛？と思いセッシで抜こうとしたら、するっと取れてしまいました。

マイボーム腺開口部に抜けた睫毛がはまりこんでいたのでした。

睫毛除去後、異物感はすぐに改善しました。

こんなこともあるんですね。

小さなマイボーム腺開口部にどうやって睫毛がはまり込むんでしょう。。。

ホールインワンなみです。

ほかにも下涙点に抜けた睫毛がはまり込んでいる例もたまに遭遇します。

こちらの方が頻度が高いのでは、と思います。

日々の診療でこのような症例を見つけると、患者さんもすぐに症状改善して喜んで下さるし、ちょっと嬉しいですよね。