論文紹介
みなさんこんにちは。川島素子です。
pilot studyなのですが、ちょっと興味をひいた論文を目にしました。
Eye (Lond). 2015 Jun 19. [Epub ahead of print]
In vivo detection of clinically non-apparent ocular surface inflammation in patients with meibomian glanddysfunction-associated refractory dry eye symptoms: a pilot study.
治療に抵抗するMGD関連自覚症状は通常の臨床検査ではみえないけれど、コンフォーカル顕微鏡で観察できるような眼瞼結膜の炎症が関係しているのでは? だから抗炎症療法は効果があるかもしれない、というような論文です。
今後のスタディの参考になりそうです。今まで見えなかったところをしっかり捉えて明らかにし、治療までつなげていきたいと思います。